いちごパパのハッピーライフ

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ビオラを中心とした寄せ植えの魅力と植え付け後の手入れ

 ビオラを中心とした寄せ植えの魅力

マイホームの玄関に、何か足りないと思ったこと、有りませんか?特にわが家は、コンクリートの階段がアプローチで何か物足りなさがありました。

  • どんなにおしゃれな外観のマイホームも、お花や木のプランターが玄関先にあるのと無いとでは、お家の印象はガラリと変わります。
  • 素敵なプランターを一つ置いてあるだけで、家ばかりか、住んでいる人まで洗練されているように思えます。

 でも苗を買ったことも、プランター用の土もさわった事がない初心者さんには寄せ植えは、少しハードルが高いだろうと思うのです。

そこで私が実践してきた玄関アプローチの寄せ植えをビオラを中心に作る方法をお教えします。


ビオラを鉢植えする(
同じ種類の苗を使って色のグラデーションを活かした寄せ植え)

  • ビオラは同じ時期に咲く春の草花の寄せ植えの素材としても優秀な草花です。コンテナ、ハンギングバスケット、フラワーリースなど様々なスタイルの寄せ植えを楽しむことができます。(下の写真は、ビオラ同士での寄せ植えの例です。)
  • 園芸店にたくさんの苗が並んでいると、どの苗を選んで良いか困ってしまいますよね。そんな時は、気に入った花をひとつ選んでその花を複数植えてボリュームを出したり、色違いでグラデーションを作るだけでも十分素敵に出来上がるのでおすすめです。(私に場合は、その花が、ビオラでした。)

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寄せ植えとは、ひとつの場所に複数の植物を植えることをいいます。育つ環境が似ている植物を組み合わせてプランターや庭などに植えることで、ひとつのお気に入りの風景をつくり出すことができます。


ビオラの寄せ植えにはどんな花を組み合わせたらよい?

ビオラと開花期間が同じ時期の草花を選ぶ

ビオラの本来の開花時期は春ですが、流通は10月後半から始まります。ビオラ以外の草花の流通も実際の開花時期より早く出回っていることが多いので、それぞれ同じ時期に開花している草花を組みあわせると長く楽しめる寄せ植えを作ることができます。

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ビオラが好む環境と同じ好みを持つ草花を選ぶ

ビオラは日当たり、風通しのよい環境を好む草花。日当たりがよいか悪いかで花数にも差がでます。寄せ植えに組み合わせるなら、同じように日当たりを好む草花を選ぶとそれぞれがうまく育つ可能性が高くなります。

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ビオラを生けよう!

ビオラの花茎が伸びてくる4月以降は、ビオラを切り花として楽しむこともできます。最近は切り花用のビオラやパンジーなども存在し、花屋さんで販売されています。育て方のコツをつかむと一苗でたくさんの花数を楽しめるビオラ。春までたくさんのビオラを咲かせてください!(上の写真と下の写真は、同じプランターの時間経過をあらわしています。ビオラの茎が伸びているのが、わかると思います。)

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ビオラとの寄せ植えしたい草花

寄せ植えをする時に一番悩むのは、同じ鉢に植えて大丈夫かどうかですよね。冬の間にどれかが枯れてしまったりして歯抜け状態になると悲しくなります。

今回は、パンジービオラと花期や性質が合っていて、ひとつの鉢に一緒に植えても仲良く春まで育ってくれる植物をご紹介したいと思います。

基本的にパンジービオラ日当たりが大好きなので、ご紹介する植物は日当たりの良い場所で育てる植物です。

 ■ ストック🌺

八重咲、一重咲きがあり、それぞれスプレータイプもあります。草丈が高くなるので、寄せ植えの中心から背面に適しています。

花色は優しいピンクやパープルなどで、どんな花色のパンジービオラともよく調和します。根が直根なので、植え付け時に根を切らないよう気を付けましょう。

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■ スノーポール🌺

耐寒性があり、春先からグングン成長して大株になります。一緒に植えたパンジービオラが隠れてしまうこともあるので、適宜茎を間引いてピンチしましょう。庭植えにする場合は株間を広めに空けて植えるようにします。

■ カルーナ(ガーデンガールズ)🌺

可愛らしい小さなつぼみを花茎にたくさんつけます。花が開かない品種なので、花の色が褪せにくく、長く楽しむことができます。寒さに強く常緑なので、真冬も枯れることなく春を迎えます。秋冬のガーデニング素材として最適です。

土の表面が乾いたらたっぷり水を与えましょう。夏の暑さにはやや弱いので、5~6月頃に夏に備えて3㎝の高さでピンチしておくと9月頃に再び開花します。

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■ シロタエキク(ダスティーミラー)🌺

スノーポール同様、春先から大きく成長します。シルバーリーフが冬の寄せ植えにしっくり馴染むのでぜひ取り入れたいアイテムです。シルバーレースという品種は葉が繊細なレースのようです。小さめの寄せ植えやハンギングなどに活躍します。

■ ガーデンシクラメン🌺

室内観賞用のシクラメンの中から寒さに強い品種を選び、園芸用に改良されたものがガーデンシクラメンです。花色は室内用とほぼ同じで、花期も長く秋~春まで長く咲き続けます

品種展開も多く、フリルやバイカラーなど多種多様で寄せ植えのアクセントにお勧めです。ガーデンシクラメンだけ集めて植えると華やかなひと鉢になります。

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植え付け後の手入れ

ビオラの日々の育て方・肥料

ビオラ追肥が必須!

半年にわたって花を咲かせるビオラは、肥料もたくさん必要です。ビオラは定期的に花用の肥料を追肥します。肥料は、固形のもの、液体のものなど色々な商品があります。

一般的には、固形のタイプは効き目がゆっくりだけど持続期間は長く、液体のタイプは効き目は早いけれど持続期間は短い傾向にあります。肥料の説明書きの頻度を見てから与えるようにします。ビオラに肥料は必須ですが、やりすぎもよくありません。肥料のやりすぎは根を傷め、最終的には株が弱り、虫がつきやすい苗になったり枯れ死してしまうこともあります。

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ビオラの病害虫

ビオラは葉がいつまでも乾かないと、灰色かび病になることがあります。特に冬場の水やりは午前中に行って、夜まで葉が濡れていない状態にするとよいでしょう。暖かくなり苗が弱り気味になると、アブラムシがつくことがあります。花がらをまめに摘み、葉っぱが密集してきたら、少しすいてあげます。常に風通しの良い状態で管理しながら、葉っぱに虫や病気がでていないか、こまめにチェックして、発見したら早めに対処しましょう。

ビオラを長くたくさん咲かせるには?

ビオラの花がら摘み

ビオラの日々の育て方で一番意識してやってほしいことは花がら摘み

「花がらって?」・・・咲き終わった花のことです。

ビオラの花がらをそのままにしておくと、植物としては花を咲かすことより次の世代を残すことが重要ミッションのため、種をつけることにエネルギーが回ります。それを避けるため、花がらをどんどん摘んで次の花を咲かせていきます。ビオラは花がら摘みをするのとしないのとでは、花数と花の開花期間にかなりの差が出てきます。

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ビオラの咲き終わりの目安

咲き終わりのビオラは、花びらがくるんとカールしてシワシワしてきます。

花が終わったビオラの茎から花芽ができることはないので、花の茎からカットします。

 

以上でビオラを中心とした寄せ植えについてご紹介を終わります。参考になったでしょうか。次回は、毎年、冬季にたくさん楽しませてくれるクリスマスローズについてご紹介予定です。お楽しみに!!