いちごパパのハッピーライフ

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冬の鉢植え:クリスマスローズの魅力(その2)

前回のクリスマスローズの魅力いかがでしたでしょうか。

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今回は、その2として以下の内容で情報発信します。

  1. クリスマスローズの植替え(株分けもついでに)
  2. クリスマスローズの夏越法
  3. 花芽を出す方法
  4. 病害虫対策
  5. わが家のクリスマスローズ写真集(楽しみ方)

私がクリスマスローズにハマってかれこれ10年ぐらいたちますが、鉢植えでの栽培が主でしたので、毎年たくさんの花を楽しむためにはどうしたらいいかいろいろ試行錯誤しました。

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クリスマスローズを育てている方の悩みのひとつは「花が咲かない」ということが最大の悩みですよね。クリスマスローズの花をたくさん咲かせるまでに数年かかりました。

また、「花が咲かなくなった」というのも困りますよね。こんな悩みに今回紹介する項目がいいヒントになると思います。

 クリスマスローズの植替え(株分けもついでに)

クリスマスローズの植替え(株分けもついでに)ポイントは「根っこをリフレッシュさせること」です。

何年たっても葉っぱばかり茂ってしまう場合には、その間、根はどんどん育っている証拠です。根っこが元気ならば、次の2つの方法で対処します。

1.新土に入れ替える

2.株分けをする

どちらの方法も、結果としては植え替えになります。

新土に入れ替える

根が元気ならば、植え替えのときに、古い根を落としてしまって、新土に入れ替えます。このときに、もともとの崩した土を使わないのがポイントです。

新土にすると、栄養分の問題もあるようですが、新しい根が出るときに、株自体もリフレッシュします。

株分けも同様で、葉ばかり出てしまう株を分けてしまうことで、リフレッシュさせることができるし、それをきっかけに花がつくようになったという経験をしました。

クリスマスローズは、根が旺盛に伸びる植物です。

鉢植えの場合は、3年に1回は植え替えして根詰まりを防止します。また、3年たっていなくても、

  • 葉が黄色くなったり
  • 鉢底から水が流れにくくなったり、
  • 根がはみ出したり

していたら植え替えてあげましょう。

適期は10月~12月にかけてです。寒さが厳しくなる前に済ませてしまいましょう。

適期以外に植え替えをする場合は、根を傷つけないように注意が必要です。植え替えに使う土は新しいものにしましょう。

鉢は一回り、もしくは二回りは大きなものを用意します。植え替え直後は水やりをせず、翌朝に水を与えます。

地植えの場合は何年も植え替えしなくてかまいません。生育が停滞したり、新芽が出にくくなったりしたら株分けをして、ついでに植え替えましょう。

f:id:ichigo9papa:20210523212432p:plain根をほぐし、大きめの鉢に植え活性化するとよい。

株分け

クリスマスローズを株分けできるようになるまでは長くかかります。目安は7年~8年です。適期は10月~12月ですが、翌年3月ごろまでであれば作業は行えます。植え替えと同時に作業すると効率的です。

株分けの際は、一株につき3つまでを目安として取り分けましょう。分けた株には、ひとつにつき芽を2個~3個残します

株のサイズに合った小さな鉢を用意しておき、新しく分けたものを植えつけます。

クリスマスローズの夏越法

夏はクリスマスローズ休眠期となります。

しっかりと対策して夏越しを行うことが重要です。

施肥はストップし、日差しや雨などを避けて管理します。

鉢植えの場合は、直射日光を避けるために日陰へ移動させます。

遮光ネットやよしずを用いて日よけをつくる

周辺に草丈の高い植物を植えて、影をつくる

根腐れを防ぐため、水やりは朝や夕方に行いましょう。地温の高い昼に水やりすると、根が熱くなりすぎてしまいます。梅雨のように大雨が降るときは、鉢を移動させて雨が当たらないようにします。すのこやブロックなどの上に置いて、鉢底穴からちゃんと水が流れるようにしてあげましょう。地植えの場合は、最初から水はけの良い場所を選んで植えつけしておくのが大切です。敷き藁などを活用して地温の上昇を防ぎましょう。

また、夏は株が弱りやすいため、茎を剪定したり葉をカットしたりといった作業は控えましょう。

花芽を出す方法

 秋になると、この時期は葉が倒れてきます。葉がたくさんあたると花芽の生長に影響を与えることがあるため、カットしてかまいません。

新芽が展開し始めたら、古い葉(触ってみたときにゴワゴワ、パリパリして固くなっている葉っぱをつけ根から切り取ります。適期は11月から12月です。枯れた葉や傷んだ葉は見つけしだい、取り除いてください。古くなった葉は、付け根部分から切り落とします。ただし、あまり根元に近い場所で切ってしまうと、花芽まで切ってしまうこともあるため注意が必要です。古葉と新葉は、色合いがまったく異なります。枯れて変色しているものや、傷んでいるものなどを優先してカットしましょう。よく育つ生育期には、株元にお日さまがよく当たるようにしてあげるのが大切です。

そして、使うはさみにも注意が必要です。基本的には、消毒をしてから使うようにしてください。本格的にやるならば、専用の消毒液をつかって作業をします。株ごとにハサミを切り替えますから、ハサミも数本そろえている方もいるようです。また、ハサミをライターで熱して(あぶって)消毒する方法もあるそうです

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今回は、この辺で終了です。次回は、クリスマスリーズの病害虫対策を中心にお話します。そして我が家の鉢植えクリスマスローズを画像で紹介したいと思います。お楽しみに!!