寄せ植えの楽しみ!!
玄関やベランダにひとつでも寄せ植えがあると、とても華やかになります。これから春に向けていろいろな花が園芸店で出回ってきます。今回は、年末に作成したプランターでの寄せ植え方法について、ご紹介します。皆さんも、どうやって寄せ植えを作っていけばいいのかを知って、大いに楽しみましょう。
好きな植物を選んで、寄せ植えを楽しむ。その一つの方法として、コンテナガーデンというものがあります。これは、コンテナ(プランター・鉢)などに、寄せ植えをして楽しむもので、場所を問わずいろんな場所に置いて楽しめるというメリットがあります。
コンテナには、プラスチック製から陶器・はたまた紙でできた自然にやさしいものまでいろんなタイプのものが近年、販売されています。(素焼き鉢・ローボールタイプ・ハンギングタイプ・ポットタイプなど多種多様なコンテナがあります。)
色もカラフルなものからシンプルなものまでたくさんあるので、寄せ植えを置きたい場所の雰囲気や背景色などで、形や色を決めて、コンテナを選んでみるのも楽しいです。
コンテナ(鉢)を決めてしまえば、そのサイズが決まり、サイズとデザインに合わせて、置き場所が決まります。その置き場所の日照条件などにより、お花を選んでいきます。
コンテナ(鉢)の置き場所も決めていますので、その環境に合うお花。植物を選んで植えるとやはり長持ちしてくれます。
あと、お花の開花期間もさまざまですので、色どりと開花期間なども考えながら寄せ植えをしてあげると、長い期間、彩りを楽しむことができますよね。
植え込む前に、選んだ植物を、コンテナ(鉢)の隣で配置してみて、高低差や色どりのバランス・デザインなどをあらかじめ、決めて植え込みをすると良いですよ。
今回ご紹介する寄せ植えは、
① ローボールタイプのコンテナに寄せ植え
② 南西向きの玄関先に置く
③ 3つのローボールコンテナを組み合わせてゴージャスに!!
④ 初冬から春にかけてのお花(植物)を選定
<選定したお花(植物)>
このほかに、パンジー(白)、キンギョソウ(黄)、スイートアリッサム(白)ネメシア(紫)
<寄せ植えの楽しみ方>
(1)一般的に、コンテナ(鉢)の底には穴があいています。鉢底ネットなどを敷きます。
この役割として、植え込むための用土が、鉢底の穴から出づらい!はたまた、鉢底
から虫が、コンテナの中に入りづらいなど、いろんな役割が実はあります。
(2)水はけを良くするために、鉢底石、大玉の赤玉土などを1割程度、底に敷きます。
(3)用土を入れる。
植え込む場所を確保しながら、おおよそ、鉢の2/3分位まで、用土をまず入れま
す。
(4)用土を入れてみて、中心となるような草丈が高めの植物などを、配置し深植えに ならない程度か確かめ、深植えになってしまいそうだったら、一旦、植物をはずし、用土を足します。
(5)植え付けます。
中心となる植物から植え込み始め、徐々に草丈の低い植物を配置します。
また、コンテナの手前に植え込む垂物(アイビーなど)は、一番、最後に植えま
す。これを一般的に、根締めといいます。
1番、目立つ植物とのバランスを考えながら植え込んでいくことがポイントです。
だいたい配置と植込みがすみましたら、植物と植物の隙間に土を入れ、全体的に土
を株になじませます。
(6)最後に水やりをたっぷりと。
出来た3種のコンテナを段差を付けてアレンジしました。