春の花が終わりを告げ始めた6月上旬からわが家の庭に夏の花たちを仲間に入れようと先日、ガーデニングショップに行って来ました。その中で今回は、ペチュニアとサフィニアについて紹介しようと思います。
<ペチュニア:サフィニアアートるりいろ風ぐるま>
タイプ:ナス科ペチュニア属の非耐寒性1年草
草丈:約20~30cm
株張り:60~100cm
開花期:4~10月
花径:4~6cm
摘芯:必要
切り戻し:必要
花がら摘み:必要
用途:鉢植え(丸プランター直径30cm1株)
日照:半日以上直射日光の当たる屋外で
栽培方法:
鉢やプランターに植え替えて、屋外の日当たりのよい場所で育てます。土の表面が乾いたら水をたっぷり与えてください。植え付け後、枝が伸びてきたら摘芯を行います。(植え付けから約2~3週間が目安。)鉢の外に間延びしてきた枝を、鉢の内周りに沿って刈り込むのが目安ですが、株が小さい場合や葉が込み入っていない場合は、先端を摘むだけで構いません。植え付けから2~3週間の内に2~3度繰り返すと、ボリュームのある株に仕上がります。
植え付けの約1ヶ月後から定期的に「置肥」をしましょう。(1ヶ月に1回が目安。)「液肥」を併用すると開花のパフォーマンスが高まります。
液肥は植え付けの約2~3週間後から使用すると良いでしょう。
咲き終わった花はマメに摘み取りましょう。花びらだけではなく、花茎ごと切り取ります。
枝先にしか花がつかず株元の花が少なくなったり、全体的に花数が減ってきたら、株に緑の葉が残っているうちに切り戻しを行いましょう。
また満開の花を楽しめます。その後、再び花が少なくなってきたら同様に切り戻しをしましょう。
蒸れには強くないため、梅雨に入る前または梅雨時に切り戻しをすると、梅雨を乗り越えることができます。 関東以西の温暖地域では、最後の切り戻しは遅くとも8月中が目安です。そうすると10月頃にもう一度、花を楽しむことができるでしょう。
基本的には1年草扱いです。暖かい地域では冬越しできることもあり、翌年に花を咲かせる場合もあります。
サントリーフラワーズのサフィニアアート(ペチュニア)は花弁に模様が入る印象的な咲き姿。生育・分枝力旺盛で育てやすく、中輪のボリュームある花がたっぷり咲きます。温度や肥料条件で花弁の模様が変化します。ブルーモーメントは気温が高くなるほど紺色の面積が増える珍しい色変わりが特徴的な品種です。
タイプ:ナス科ペチュニア属の非耐寒性1年草
草丈:約20~30cm
株張り:60~100cm
開花期:4~10月
花径:4~6cm
摘芯:必要
切り戻し:必要
花がら摘み:必要
用途:鉢植え(丸プランター直径30cm1株)
日照:半日以上直射日光の当たる屋外で
栽培方法:ペチュニア:サフィニアアートるりいろ風ぐるまと同様です。
<カリビアコアネオ オレンジピコテイー>
草姿、花色が良く長く咲き育てやすい品種を厳選しております。日当たりと風通しの良い場所なら問題なく良く育ちます。咲き終わった花はこまめに取り除き、伸びすぎたら切戻して形を整えてください。開花期間が長いので追肥を忘れずに与えてください。
イエローオレンジ~ブラウンのグラデショーンが美しい品種。
一重咲きのカリブラコアなので八重咲きより開花へのスピードが速く常にこんもり咲き誇ってくれます。
ペチュニアと同じナス科の植物で、育て方も一緒ですが、ペチュニアより雨に強く、高温多湿の日本でも育てやすい子です。
(※花は水にぬれると傷みやすいのでなるべく雨に当たらない方がいいです)
株元は多少蒸れますが、風通しよく管理していただければペチュニアのように枯れ上がるほどではありません。
開花期も11月の寒くなるまで次々と咲いてくれます。ハンギングや寄せ植えにして華やかなサマーガーデンに♡
適宜切り戻すと脇芽が伸びて再び咲き始めます。肥料は切らさずに。。。♪
<カリビアコア ウノ ホワイトイエローアイ>
シンプルな美しさの一重咲きのカリブラコアです。連続開花性に優れ、次々とお花が上がります。
4月〜10月頃まで長く、秋遅くまで咲き続けます。0度以上で冬越しする多年草です。
たくさんの花色の品種の中からお好みを見つけてください♪
寄せ植えから花壇、ハンギングバスケットまで幅広く利用できます。
栽培方法:
日当たりの良い場所で育てます。日照不足になると花つきが悪くなるので注意しましょう。枝先にしか花がつかず株元の花が少なくなったり、全体的に花数が減ってきたら、株に緑の葉が残っているうちに切り戻しを行いましょう。切り戻しをすれば、また満開の花を楽しめます。その後、再び花が少なくなってきたら同様に切り戻しをしましょう。梅雨に入る前または梅雨時に切り戻しをすると、蒸れを防ぎ梅雨を乗り越えることができます。過湿を嫌いますので、水やりは土の表面が乾いてからたっぷりと与えるようにします。
<ペチュニア「花衣 黒真珠」>
これまでにない!日本生まれの八重咲きペチュニアが登場! !一般的な八重咲きタイプよりも花弁の重ねが多く、ベルベットのような質感、そして深みのある黒紫地にクリームイエローの縁取りが入る独特の花形・花色。花径は3~4cm位の中輪タイプです。
花衣(はなごろも)とは、「桜が着物に舞い落ちる様子」「着物の衿の重ね」「豪華な着物」を意味します。ちょうど桜の季節が終わる時期に花が咲き出し、三十枚以上もある八重咲きの花弁が着物の重ねを連想させることからこの名前を付けました。日本人の琴線に触れるペチュニアを作りたいという思いから開発を始め、満足のいくものができるまで長い歳月をかけて育種を繰り返しました。日本の種苗会社だからこそ生まれた品種と言えます。
栽培方法:
日当たりの良いところを好みます。植え込み後はたっぷりと水を与えます。その後は、鉢土の表面が乾いてから、随時水を与えてください。植え替えてから1~2週後(鉢の周りより伸びたら)に鉢の周りでピンチしてください。ピンチしてから2~3週後に花が咲き出します。株元に花がなくなりましたら刈り込んで下さい。
肥料は元肥を充分に施した後、緩効性(長期的に有効な)肥料を1ヶ月に2回程度、または液肥(約500倍)を1週間に1~2回程度与えます。特に生育が旺盛なので窒素(N)分の多い肥料を与えます。 水あげは鉢底から水がでるまでたっぷり与えます。
<インカのペチュニア サルカンタイ>
花柄はこまめに取り除いてください。雨にあたると花が傷みやすいので、なるべく雨にあたりにくい場所で育てて下さい。
今年の夏の楽しみ方
今年は、ペチュニアもサフィニアもボリュームアップにチャレンジしようと思います。そのためにも、切り戻しのタイミング、根気よく花柄摘み、的確な追肥などに心がけたいと思います。ボリュームアップした花たちをまたアップするのを楽しみにしています。