いちごの栽培やってみた。🍓🍓
先日、とある日曜日の朝!!私のお気に入り番組、『NHK趣味の園芸 やさいの時間』でいちごの栽培を特集していたので、番組を見終わった後、ホームセンターへ行っていちご🍓の苗を買って、早速チャレンジを開始しました。
ちょっと気になる🍓栽培
『NHK趣味の園芸 やさいの時間』2022年2月・3月号より転記
秋から育てるのが一般的なイチゴを春から育てて、5月には収穫! ラベンダーと一緒に寄せ植えする方法を、園芸家の深町貴子(ふかまち・たかこ)さん※私の大好きな、園芸家です。が紹介します。
■ワクワク感がいっぱい
イチゴは秋に植えるのが一般的ですが、冬越しさせるので、収穫までに7~8か月間かかります。春に苗が出回る四季なり品種なら、植えつけから約2か月間で収穫期が到来。開花から結実まで日に日に大きくなる様子を観察でき、ワクワク感が続きます。
■ラベンダーで受粉を促進
イチゴは受粉がうまくいかないと果実がいびつになったり、大きくならなかったりします。春から夏のイチゴの開花期にちょうど花が咲くフレンチラベンダー(ストエカスラベンダー)を寄せ植えして、受粉を手助けしてくれるハチなどの昆虫を引き寄せます。
■虫が来ない環境では人工授粉を
ラベンダーの花にハチなどの昆虫が集まれば、イチゴは自然に実をつけるので、基本的に人工授粉は不要。ただし、高層階のベランダなど、もともと昆虫の少ない環境や、花が咲いても実がつかない場合は、人工授粉をするのが賢明です。
いちごの注目したい栄養素
いちご🍓にはたくさんの品種がありますね。温室栽培もされていて、春先以外でもいちご🍓がくだもの屋さんお店頭に並ぶようになりました。旬の時期にスーパーへ行けば、さまざまな品種のいちご🍓を見かけますね。(あまおう苺、とちおとめ等)
「ショートケーキなどおいしいから」という理由で、普段、何気なく口にしている人が多いかもしれませんが、実は注目したい栄養素も含まれています。いちごを育てる前に知っておきたい、特徴をご紹介します。
ビタミンCやアントシアニンが豊富
いちご🍓には、ビタミンCの含有量が多いことで知られるレモンに匹敵するくらい、多くのビタミンCが含まれています。『1日に5~10粒』ほど食べれば、1日に必要なビタミンCの摂取ができるといわれています。
ビタミンCは、健康的な肌や粘膜を維持するために役立ちます。熱に弱く水に溶ける性質を持っているので、調理せずにそのまま食べると、効率よく摂取できるのです。
また、ポリフェノールの一種であるアントシアニンも含まれています。アントシアニンは目によい成分として知られ、視覚機能の向上や眼精疲労の回復などへの効果が期待できるといわれている成分です。
いちご🍓のツブツブは何??!
意外に思えるかもしれませんが、いちご🍓の果実に見える部分は茎の先端がふくらんだもので、正確には実の部分ではないそうです。いちご🍓のツブツブの部分が果実に該当します。
一見すると、1粒のイチゴに見えますが、実際は200~300個の果実で構成された『集合果』だそうです。
また、一般的にはフルーツとして食べられていますが、厳密には果実ではなく草木性の実に分類されるため、野菜として扱われることもあるそうです。
実践!いちご🍓の植え付け!!
イチゴは日本各地に生産地があり、北海道から沖縄まで幅広い地域でつくられているフルーツです。いくつかのポイントを押さえれば、家庭でも比較的簡単に栽培できます。
今回は、NHKの趣味の園芸を参考に、ラベンダーと一緒に植えつけて育てることにしました。購入した苗は、次の通りです。
四季なりいちご🍓とは
四季なりいちご🍓とは、温度や日照などの条件にあまり左右されずに花を咲かせ、実をつける種類のいちご🍓です。普通のいちご🍓(一季なりいちご🍓)が、露地での栽培では3月ごろから花が咲き、4~6月に実をつけるのに対して、四季なりいちご🍓は春〜秋の長期間にわたって収穫できるのが特徴。品種によって、真冬以外はずっと実をつけるものや、夏と秋の2回実をつけるものがあり、「夏いちご🍓」「夏秋いちご🍓」などとも呼ばれています。
以前は、四季なりいちご🍓は小粒で甘みが少なく、一季なりいちご🍓に比べておいしくないと言われていましたが、最近では改良が進み、大粒の品種や一季なりに負けないほどの甘みを持つ品種も増えてきました。また、花の色も、白のほかにピンクや赤などバラエティ豊富で、観賞用としての楽しみもあります。
※デルモンテの四季なりいちご🍓のホームページをリンクしたので興味のある方は、確認して下さい。
ラベンダーで受粉促進!
一緒に植えるラベンダーです。いちご🍓の受粉を助けるために今回一緒に植えるラベンダーです。
フレンチラベンダー(バンデラパープル)
フレンチラベンダー(バンデラパープル)は一般的な種と比べて非常に背が低くて分枝よく沢山の花を咲かせる園芸品種です。花は薄紫色の長い苞葉と小花を保護する灰紫色の苞葉、濃い紫色の小花からなり、灰緑色の葉との相性もよくエレガントなお庭等によくあいます。
開花時期は晩春から初秋、花色は紫色、個々の花は唇形で上唇は2裂して下唇は3裂する、花序は小花が穂状に集まり輪散花序もしくは穂状花序に花を咲かせます。樹形は基部付近でよく分枝して枝は直立しドーム状になり高さ約25cm × 幅は30cmまで成長します。葉色は緑色で白色の毛があり、葉身は線形で全円、葉序は対生葉序もしくは輪生葉序につきます。
プランターとスタンド
- 20cm程度の深さがあるプランターや鉢植え
いちご🍓は日当たりがよい環境を好み、生育に適した温度は『17~23℃前後』です。日照時間が少ないと、甘味がない小さなイチゴしかつくれないことがあります。そのため日当たりがよく、暖かい場所に置くことが基本です。風通しを確保することも忘れないようにしましょう。そのためにも、スタンド使ってみました。いちご🍓が沢山、鉢の縁から垂れ下がっているところも観れたら最高ですよね。
土はどんなものがよい?
プランターで栽培する場合、水はけがよい『培養土』を使用しましょう。培養土には、いちご🍓の生育に必要な肥料などがあらかじめ混ぜ込んであるので、園芸の初心者におすすめです。
水はけが悪いといつまでも土が乾かず、最悪の場合は根が腐ってしまう可能性があるため、水はけがよい培養土を使用します。
自分で土をつくりたい場合は、赤玉土6:腐葉土4をくらいの割合で、よく混ぜ込みます。これをベースにして、日当たり良好の場合はバーミキュライトを、日当たり・水はけがよくない場合はパーライトを加えましょう。
植え付けの手順
いちご🍓を植え付けるときは、以下の手順で行います。
- 苗に水をやって土を湿らせておく
- プランターに培養土を入れ、苗と同じ深さの穴を掘る
- ランナーの向きを調整し、クラウンを埋めないようにやや浅めに植える
- 苗の周囲の土を優しく押してなじませる
- 土の表面にシートやわらを敷いてマルチングし、イチゴの実に土が付着するのを防ぐ
※ランナーは親株から伸びるつるのことで、苗にはランナーを切った後があります。ランナーの反対側にイチゴの実や花が付くので、『ランナーの反対側』がよく日に当たるように植えることが基本です。
クラウンはイチゴの苗の根元にある王冠のような形をした部分のことで、クラウンから新しい芽が出て成長するので、土から出して植えましょう。苗の株間は約20~25cmくらい空けると、丈夫に育ちます。
世話をするポイントを押さえておくと、栽培に成功しやすくなります。丈夫なイチゴの苗を入手し、植え付けのイメージができたら、水やりや肥料のやり方などを学んでいきましょう。
- マルチング用資材
※今回、マルチングは、ココヤシチップを使いました。乾燥防止、病気帽子、雑草の防止に役立ちます。土が隠れるまで敷き詰めます。
今回は、以上でです。今後は、いちご🍓の成長やラベンダーの効果などを成長日記として、皆さんに報告したいと思います。