いちごパパのハッピーライフ

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クリスマスローズ2(3)月の管理作業

クリスマスローズ2(3)月の管理作業

 ついにやってきました、待ちわびた、クリスマスローズの開花シーズンです! 朝晩は非常に寒く、外に出るのもおっくうな季節ですが、クリスマスローズは蕾をもたげ始め、春の訪れを教えてくれます。クリスマスローズはどの地域でも、ウメが咲き始めるころに開花し、サクラが満開を迎えるころ、満開を過ぎるそうです。2023022016252920230220162520

 

 

◎とにかく花を楽しもう!

 12月下旬ごろから1月にかけて、園芸店などで開花したクリスマスローズの鉢物がたくさん並ぶようになり、展示会なども各地で行なわれます。ぜひ、新しい花に出合う一期一会の喜びを楽しんでください。

 また、手持ちの株や公園などに植えられているクリスマスローズも、次々に咲いてきます。

大和市泉の森公園の地植えクリスマスローズ

 

 

寒く冬枯れの景色がさびしいこの時期を、クリスマスローズで華やかにしましょう。

2023今年のクリスマスローズその1
2023今年のクリスマスローズその2
2023今年のクリスマスローズその3
2023今年のクリスマスローズその4

◎水やり

 寒い朝晩、クリスマスローズの株は、しおれているように見えることがあります。これはクリスマスローズ自身がわざと体内の水分を減らし、細胞が凍って破裂しないようにしているためです。かわいそうだからといって、無理に支柱を立てたり、水を与えると、元に戻らなくなる場合があります。水やりや花に触れるのは、暖かな日中から夕方にします。

 水やりは、鉢土の表面が乾いたらたっぷり与えるのを基本とし、乾かしすぎないように注意しましょう。

◎置き場所

 移動できる鉢栽培の場合は、よく日の当たる場所で管理します。寒風、霜よけができる軒下などに移動させると、花が傷まずに長く楽しめます。

 室内はクリスマスローズにとっては極端に暖かすぎて、観賞する萼(がく)が色あせするだけでなく、株が間のびして弱ってしまいます。基本的に、戸外に置いて管理をしましょう。

 しかし、展示会や屋内店舗で売られていたクリスマスローズをすぐに戸外に置くと、寒さになれてない株があり、傷むことがあります。入手後1週間ほどは、夜間が極端に寒い場合、玄関先の軒下などに鉢を移動させて、寒さに慣らすようにします。

◎肥料

 

 

 

 

 

 秋までにしっかりと株づくりがされた株は、この時期の肥料は不要です。あまり肥料を多く施すと、病気の原因にも繋がり、また、きれいに整った花も形や色が変化してしまうことがあります。

 逆に、幼苗や新葉が伸びている株には多少肥料を施し、成長を促すとよいですが、クリスマスローズの生育はゆっくりです。施しすぎには注意してください。鉢植えでは、粒状肥料を用土1ℓ当たり2.5g、株元にばらまくか、液体肥料を2000倍に薄めて、週に1回ぐらい施してください。

 庭植えでは、粒状肥料を、1㎡あたり75g、株のまわりにばらまきます。

  • 植えつけ、 植え替え

適期は10月から12月ですが、10月から翌年3月まで行うことができます。生育がおう盛なので二回り大きな鉢に、毎年、植え替えてください。秋に入手した場合は、根を完全にほぐして古い用土と傷んだ根を取り除いてから植えつけます。冬から春に入手した場合は、根を傷めると生育が悪くなるおそれがあるので、軽くほぐす程度にします。

  • ふやし方

株分け:適期は10月から12月ですが、11月から翌年3月まで行うことができます。あまり細かく分けると株分け後の生育が悪くなるので、少なくとも3芽以上つくように分けましょう。